皆様こんにちは。
ことのは、中小企業診断士の山下典明です。
本日、東京労働局へ労働者派遣「許可申請」の手続きを行ってまいりました。
受理されるレベルに到達していても、やはり、若干確認が必要な事項が出てきます。
それらについて、その場で対応ができなくても、すぐに対応する、近日中に郵送するといったことができれば、受理されないという事態は避けることができるでしょう。
ただし、「代表者印がない」「様式が足りない」「財務・税について確認できない」等、このような場合は受理されることは困難です（受理されないレベル）。
月末ギリギリに手続きを行うと対応が間に合わず、「受理は翌月へ繰り越し」といったこともありえますので、月初～中旬にかけての手続きがオススメです。
さて、この度「受理」に至るまでの振り返りをしてみます。
- 財務要件のチェック（これがNGならば、先に進めない）
・・・必ず実施すること！・・・
-
スケジュール設計（許可日を設定、そこから逆算）
- 必要書類のお知らせ（役員履歴書・住民票は初期段階で！）
- 社内規程チェック（派遣における3要件）
・・・手ぶらで労働局１回目訪問は避けたい・・・
-
労働局１回目訪問（窓口担当者決定・以降は予約が可能）
- 不足情報・資料のお知らせ
- 管理者研修（派遣事業の基本）
・・・労働局２回目へ向けてある程度完成させたい・・・ -
労働局２回目訪問（受理されるレベルにする）
- 役所書類入手（登記簿謄本、税証明書など、申請日を踏まえた取得）
- 登録免許税納付、印紙購入（高額なので取り扱い注意）
・・・発行期日に注意・・・
- 最終書類チェック
- 労働局３回目訪問（受理）
- 追加書類のお知らせ
・・・ここまで来ればもう少し！・・・ -
労働局審査（問い合わせがあるかもしれない）
- 実地調査（労働局から事業所へ連絡が入る）
・・・問い合わせへは即対応！・・・ -
本省審査（問い合わせがあるかもしれない）
・・・問い合わせへは即対応！・・・ -
許可証引換（指定場所、指定日時）
- 派遣許可日
以上となります。
このように、受理・許可発行までは、手間がかかることが分かります。
少なくとも２ヶ月は見込んだ方が無難かと思います。
特定派遣の猶予期間は「2018年9月29日」までです。
受理後の審査には、翌月1日から2ヶ月以上かかります。
労働者派遣事業をするならば、少なくとも4月までには着手しておきたいところです。
なお、時期が後半になればなる程、窓口が混み合うことは必至です。
時間を無駄にしないためにも、早めの着手・手続きがおススメです。
中小企業診断士 山下典明
横浜・みなとみらいの社労士事務所「ことのは」
〒220-8130
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー30階
TEL：045-264-8970
FAX：045-264-8971
E-mail：info@sr-kotonoha.or.jp
Facebook：https://www.facebook.com/kotonoha.yokohama/
Twitter：https://twitter.com/sr_kotonoha